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2021.07.29

【放置は危険!】エアコンのカビが及ぼす健康被害や自分でできる掃除方法をご紹介!

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《目次》

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これからの夏本番に向けて、エアコンが必須な季節がやってきましたね!

「最近エアコンからなんだか嫌なにおいがする...」と思い、吹き出し口や羽部分をよーく見てみると、謎の黒い斑点が!

その黒い斑点、実は全部カビでした。。。

カビは放置すると嫌なにおいの原因になるだけではなく、健康にも害を及ぼす可能性があります。

そこで、今回はエアコンのカビを防ぐ方法やカビが生えた時の対処法をご紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね!

エアコンのカビが与える健康被害

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カビには様々な種類がありますが、エアコンに発生するカビは「黒カビ」であることがほとんどです。カビが生えたエアコンを使い続けることで、私たちはカビの菌が混ざった空気を吸うことになります。

カビの菌が含まれている空気を吸い続けることで、起こる健康被害は以下の通りです。

  • アレルギー性鼻炎

  • 肺炎

  • 夏型過敏性肺炎

  • 呼吸器系疾患

暑さ対策のためにエアコンをつけているだけでこんなに健康被害があるなんて、恐ろしいですよね...。小さなお子さんがいるご家庭では、特に気をつけたいです。

長期間エアコンを掃除していないという方は、なるべく早く対処しましょう!

カビが生えやすい3ヶ条!

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なぜエアコンにはカビが生えやすいか、気になりますよね。

カビは、以下の3つの条件があるところに発生しやすいです。そして、エアコンはこの3ヶ条すべてクリアしてしまっているんです...。

①温度25度〜35度

真夏の日中の部屋は、なんと40度近くにもなるそうです。そうなると、エアコン内部の温度はだいたい25度〜35度程度になります。この温度はカビが最も繁殖しやすい温度なのです。

②湿度80以上

エアコンを運転させると、暑い空気と冷たい空気が触れ合い結露が発生します。冷たい飲み物を入れたグラスの周りに水滴ができるのと同じ原理です。

毎日使用するエアコンに結露が発生すると、湿度は80%を超えます。お風呂場のような湿度の高い場所によくカビが発生するのと同じように、湿度が高いエアコン内部にもカビが発生しやすくなります。

③ホコリ・汚れ

カビが繁殖するのにエサとなるのが、ホコリなどの汚れです。エアコンの内部にはホコリやキッチンの油汚れなど、たくさんの汚れが含まれています。つまり、エアコン内部にはカビが好むエサが大量にあるということです!

以上がカビが発生する3ヶ条です!エアコンはこれらの条件全てがそろっています。そりゃカビが発生しますよね...。

カビが発生しやすいのはフィンとファン!

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カビは、主にエアコン内部の「フィン」と「ファン」に発生します。

フィンは、エアコンのフィルターの奥にある部分で、フィルターを外すとすぐに見えます。フィンは薄い金属の板が並んでおり、この板は繊細で壊れやすいため、自分で掃除する際は注意が必要です。

ファンは、吹き出し口からエアコン内部を覗くと見える部分です。エアコンをつけたときにまず見える、風向きを変える「ルーバー」のさらに奥にあるのがファンです。

この2つにカビが生えることで、エアコンから送られる風は菌だらけになってしまいます。

エアコンのカビ掃除は自分でやらない方がいい!

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カビが発生しやすい「フィン」と「ファン」についてご説明しましたが、この2つはエアコン内部の奥側にあるため、自分で掃除するのは難しいです。

エアコン掃除は、「お掃除のプロ」に依頼するのがベストです!

エアコン掃除を自分でやらない方がいい理由は2つです。

カビを完全に除去できない

自分で掃除をすると、どうしてもカビが残ってしまい完全に除去することは難しいです。

カビは放置するとどんどん繁殖するので、しっかりと落としきる必要があります。

また、カビを完全に除去するには、エアコンを分解する必要があります。専門知識のない人が下手に分解すると、元に戻らなかったり故障の原因になるため、おすすめできません。

故障や火災の可能性があり危険

エアコン内部を自分で掃除する際には、エアコンクリーナーを使うのが一般的です。しかし、エアコンクリーナーを使うのは、プロのお掃除業者の方からは「危険だ」という声が上がっています。

エアコンクリーナーの洗い残した泡がさらに汚れを引き起こす原因になり、目詰まりが起こり故障に繋がる場合があります。

さらに、スプレーをかけてはいけない場所にかけてしまい、火災に繋がる危険もあります。普段からエアコンクリーナーを使っているという方は、使い方には十分注意が必要です!

自分で掃除できる部分はフィルターと吹き出し口!

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エアコンの内部を自分で掃除するのは難しいですが、フィルターと吹き出し口は自分でも手が届く部分なので、無理なく掃除することが可能です。それでは、それぞれの掃除方法を見ていきましょう!

フィルターの黒カビを取り除く方法

用意するもの

・掃除機

・シャワー

手順

①掃除機でホコリを吸い取る

エアコンからフィルターを取り外し、掃除機のノズル部分でホコリを吸い取りましょう。ホコリはフィルターの表面にぎっしりついているので、表面から吸い取りましょう。

②水洗いする

フィルターの裏側からシャワーを当てて水洗いしていきましょう。表側から当てるとホコリを押し込んでしまうので、裏側からホコリを押し出すイメージで水を当てていきましょう。

③乾燥させる

水洗いが終わったら、しっかり乾燥させましょう。濡れたままフィルターを戻すとカビの原因になるので気をつけましょう!

吹き出し口の掃除でカビの飛沫を抑えよう

吹き出し口は結露ができやすく、フィンやファンに次いでカビが発生しやすい部分です。吹き出し口をきれいにしてカビの飛沫を抑えましょう!

用意するもの

・タオル

・雑巾

・中性洗剤

・割り箸(あると便利)

手順

①ホコリを落とす

雑巾を使って手の届く範囲でホコリを落としましょう。

②中性洗剤で丁寧に拭いていく

中性洗剤を薄めたものをタオルに染み込ませて、丁寧に拭いていきます。細かい部分は割り箸などの細い棒にタオルを巻きつけて拭いていきましょう。

③洗剤を拭き取る

汚れをきれいに落とせたら、水で濡らしたタオルを固く絞って拭いていきます。洗剤が残らないようにしっかり拭きましょう!

日常で心がけよう!エアコンのカビを防ぐ3つの方法

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エアコンの掃除をこまめに行うのは大変ですよね...かといって、カビも発生させたくない!

エアコンのカビは「湿気」と「汚れ」を溜めないことで防ぐことができます。

それでは、日常でできるエアコンのカビを防ぐ方法を3つご紹介します!

冷房後に送風運転する

冷房機能を使うと結露が発生し、エアコン内部の湿度がグッと上がってしまいます。

この湿気を防ぐために、冷房機能を使った後に1時間ほど送風運転しましょう。

これによってエアコン内部の湿度が下がり、カビの増殖を防いだりカビを死亡させる効果があります。カビは乾燥に弱いため、これだけでカビが発生しにくくなりますよ!

最近では、エアコン停止後、自動的に内部クリーン運動をしてくれる機種も増えています!

ご自宅のエアコンの種類を確認して、実施してみてくださいね♪

室内を換気する

カビは汚れやホコリをエサにします。エアコンは使用するたびに室内に浮遊しているホコリや汚れがフィルターに溜まっていきます。次の4つを心がけるだけで、エアコン内の汚れを防ぐことができます!

・窓を開ける

・換気扇を回す

・室内を換気する

・汚れを外に追い出す

天気の良い日は窓を開けて換気することで、部屋の空気もきれいになり、湿度も下げる効果があるので、一石二鳥ですね!

フィルターをこまめに掃除する

エアコンのフィルターは、内部にホコリが侵入するのを防ぐ役割があります。つまり、フィルターはホコリが1番溜まりやすい部分です。カビはホコリが大好きなので、フィルターのホコリをこまめに掃除して、カビの発生を防ぎましょう!

まとめ

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今回はエアコンに発生したカビの掃除方法や、カビの発生を防ぐ方法についてご紹介しました。エアコンの掃除はなかなか大変ですが、カビを増殖させないためにも時間を作って掃除しましょう!

エアコン内部の掃除は専門知識がないと難しい部分なので、無理せずプロのお掃除業者さんに依頼しましょう!

100満ボルトではWEBからエアコンクリーニングに申し込みができます。

ぜひチェックしてみてくださいね♪

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