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2021.02.22

【盲点だった壁紙の掃除】3つのパターンに分けて掃除方法を解説!

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《目次》

寒さが厳しくなってきたこの頃、家の中でゆっくり過ごしている方も多いのではないでしょうか?そんなときにふと目を向けると、子どもたちが「壁に落書きしているーーー!」「壁紙の色がくすんでいるようにみえる!」などなど。

「この汚れ落ちるのかな...。」と思いながら、掃除を始めようとしましたが、「どの洗剤を使うといいのかわからない。」「そもそも壁紙って洗剤付けて拭いてよかったっけ?」などなど様々な疑問がうまれました!

そこで今回は意外と掃除がおろそかになっている「壁紙」の掃除方法について紹介します!

壁紙が汚れる原因とは?

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壁紙って気づかないうちに色が変わっている気がしませんか?壁紙の汚れの原因は大きく3つあります。

手垢、ホコリ

普段、無意識のうちに壁を触っていることが多く、触る度に手垢が付着しています。手垢と一緒に壁にホコリが付き、ホコリ単体の場合は空気の流れに乗って自然と壁に付着します。

タバコのヤニ

普段タバコを吸わない方はあまり関係がないかもしれませんが、室内でタバコを吸うとタバコのヤニが白い壁を黄色みがかった色に変えていってしまいます...。

カビ

お風呂場などの水回りではカビが発生しやすいので、換気扇を回したり、こまめに掃除をすることでカビが発生しないように気をつけていると思います。

しかし、お部屋の壁にもカビが発生することがあります。なかなか気づかずいつの間にか「黒い汚れ」として現れることが多いです。水回りではない場所にカビが発生していることに驚きです!

例えば結露が原因で窓付近の壁紙にカビが発生することもあります。カビが発生しないようキレイな壁紙のままキープしておきたいですよね!

壁紙の掃除方法について

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壁紙の掃除の前にまず「壁紙の材質」を調べましょう!家庭で使用されている壁紙の多くは「ビニールクロス」というものです。ご自宅の壁紙がビニールクロスかどうか、確かめる方法があります。それは「壁に少量の水をかける」ことです。

水を弾いた場合はビニールクロスなので、安心して掃除をはじめてください。水を弾かなかった場合はビニールクロス以外の素材の可能性があります。これから紹介する掃除方法では壁を傷つけてしまう恐れがありますので、注意してください。それでは、壁紙の掃除方法を紹介します。

~壁紙の掃除方法~

用意するもの

・台所用中性洗剤

・雑巾(3枚)

1.水に濡らして硬く絞った雑巾に台所用中性洗剤を数滴垂らして、雑巾に含ませる(いまの時期は寒いので、ぬるま湯でもOK!)

2.壁を上から下に拭いていく

3.台所用中性洗剤がついていない濡れた雑巾で水拭きを行う

4.乾いた雑巾で乾拭きを行う

このときの掃除のポイントはゴシゴシと力を入れすぎずに、優しく拭くことです。力を入れ過ぎてしまうと壁紙がよれてしまう原因にもなりますので気をつけましょう!

壁紙についているホコリと多少の手垢はこの掃除方法で落ちますよ!

汚れ別の掃除方法について

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壁紙はなかなか張り替えることができないので、汚れが付くと気になってしまいますよね...。

私も子どもの落書きに何度頭を悩ませたかわからないです。笑 壁紙の汚れにもいくつか種類があるので、汚れ別の掃除方法について紹介していきます!

子どもの落書き

クレヨンやペンなどの落書きによる壁紙の汚れは、基本的に「油汚れ」です。なので油汚れを落としてくれる「アルカリ性洗剤」を使用しましょう。

ガスコンロや換気扇の掃除に使っている洗剤などがあれば、その洗剤を使って掃除していきます。また、除光液やクレンジングオイルでも油汚れは落ちます。

汚れの上に塗り、雑巾でふき取るという簡単な方法で掃除ができます。意外と身近なもので壁の落書きを落とすことができるので、子どもが落書きをしてしまっても焦らず落ち着いて掃除をしましょう。

ここで一つ注意しておきたいのが、除光液を使う場合です。色柄が付いている壁紙は色落ちしてしまう可能性があるので、除光液は使用せずにアルカリ洗剤やクレンジングオイルで汚れを落としましょう。



手垢、タバコのヤニなどの汚れ

壁紙の色が変化する一番の理由とも言われているのが、手垢、タバコのヤニによる汚れです。まずは台所用中性洗剤を使って掃除をしましょう。それでも落ちなかった汚れは「重曹」を使って落としていきましょう。

100均などに売っている「重曹水」が壁紙の掃除にオススメです!重曹水はキッチンやフローリングなど他の場所の掃除にも使えるので1本自宅に用意しておくといいと思います!

「重曹水が家にない...!」という方のために、まずは重曹水の作り方について紹介します。

~重曹水の作り方~

用意するもの

・重曹(小さじ1)

・水(100ml)

用意した水に重曹を溶かすだけで、重曹水が完成するのですごく簡単に作れます。

1.まずハンディモップなどを使い、壁のホコリを落とす

ハンディモップは長さを調節できるものがオススメです。

ユニ・チャーム ウエーブ ハンディワイパー のびるタイプ本体+シート2枚

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2.雑巾で水拭きをする

3.汚れている部分に重曹水をかける

4.雑巾で重曹水を拭き取る

5.乾拭きで壁紙の水分をなくす

壁紙の色がだいぶ元に戻ったのではないでしょうか?

カビ

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壁紙の掃除をしてもなかなか落ちない「黒い汚れ」はありませんか?この黒い汚れは「カビ」の可能性が高いです。カビの菌が深くまで入り込んでしまっているため、壁紙の表面を掃除しても黒い汚れがなくならないのです。

壁にカビが潜んでいると思うと、とてもイヤな気持ちになりますよね...。このカビをなくすためには「2.手垢、タバコのヤニなどの汚れ」と同じ手順で掃除を行います。ただし、この場では重曹水ではなく「カビ取り漂白剤」を使います。

カビ取り漂白剤を使うときに注意することは「換気すること」「手袋を着用すること」です。漂白剤なので、臭いがキツイ商品もあります。寒い時期ですが、「換気扇を回す」「窓は開ける」ようにしましょう。

また、漂白剤はアルカリ性なので、手につくと手が荒れてしまう可能性もあるので手袋をして掃除することをオススメします。

・日本ミラコン カベ紙・家具の裏側用 防カビ剤 250ML

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カビ取り漂白剤を使って、カビを根本から取り除いてキレイにしましょう。また色柄がついている壁紙は漂白剤を使うと色落ちしてしまう可能性も考えられます。

壁の目立たない部分にカビ取り漂白剤を付けてみて、色落ちしていないかどうか試してみることをオススメします。

掃除をしても黒い汚れがなくならない場合は、カビが壁紙の裏に回っている可能性があります...。そのような場合、掃除では落ちないので掃除業者の方に相談しましょう。

カビを発生させないためにも、部屋の換気をこまめに行いましょう。

まとめ

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壁紙は上のほうから掃除をするので、旦那さんと協力しながら一緒にやるといいかもしれないですね。意外と掃除をするのを忘れがちなので、月に1回ほどのペースで掃除をすることをオススメします。

発生したカビはアレルギーや感染症の原因にもなりうるので、掃除をしてキレイな空間をキープしていきましょう。

これからますます家の中で過ごす時間が増えていくと思うので、家族みんなが安心して暮らせるように掃除をしていきましょう。