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みなさん、レンジフード内にあるシロッコファンはどのくらいの頻度で掃除していますか？
「1度も掃除したことがない」「1年に1回」など、ご家庭によってさまざまだと思います。
シロッコファンは、 油でギトギトに汚れている上、本体の羽が細いため掃除の大変さを感じている方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、ガンコな油汚れでも簡単に落とすことができる掃除方法をご紹介したいと思います！
シロッコファンの掃除頻度
シロッコファンの掃除頻度は、半年に1回が目安です。
掃除をせずに放置しておくと換気効率が低下し、「油の水蒸気がキッチン周りや壁などを汚す」原因になります。
また、「ファンの回転バランスが悪くなり、音も大きくなる」「汚れがこびりついてなかなか落とせない」なんてこともあります。
掃除が大変そうだからと見て見ぬ振りをして約2年...。なんてことのないようにしましょう。
それでは、シロッコファンの掃除に必要なものを紹介します。
シロッコファンの掃除に必要なもの
1.アルカリ性洗剤（油汚れ用）または重曹、中性洗剤（油汚れ用）
2.スポンジ
3.歯ブラシ（使い古したものでOK)
4.雑巾
5.ゴム手袋
6.45L のゴミ袋2枚（シロッコファンが十分に浸かるサイズ）
シロッコファンの汚れ落としには、アルカリ性の洗剤がおすすめです。
さらに、油汚れ用と記載されているものを選ぶと良いでしょう。
ですが、シロッコファンの中には黒色などに塗装されているものもあります。
市販の洗剤は洗浄力が強いものが多いため、汚れとともに塗装も剥がしてしまう恐れがあります。
初めからアルカリ性洗剤を使わずに、中性洗剤を使って汚れを落としていくことをおすすめします。
また、レンジフード内やシロッコファンは油でギトギトになっています。油で手を滑らせて怪我をしてしまう可能性があるので、必ずゴム手袋を着用して掃除しましょう。
シロッコファンの掃除におすすめのアイテム
KAO マジックリンハンディスプレー 400ml
スプレータイプなので直接吹きかけるだけでOK！洗剤を吹きかけてしばらく待つと、油が浮いてくるためガンコな油汚れもスッキリ落とすことができます。
リンレイ 換気扇レンジクリーナー 330ml
換気扇専用のクリーナーです。かなり強力なので長年の汚れを落としたい方にはおすすめです。使用する際は、必ずゴム手袋の着用と換気をしながら使用してください。
もしも、小さなお子さんがいるご家庭は、家族が留守にしているうちに掃除を済ませておくと良いかもしれませんね！
シロッコファンの掃除方法
お湯を用意する
シロッコファンを掃除する際は、浸けおきがおすすめです。
ゴミ袋を2重にし、シロッコファンが浸かる程度のお湯（45～50℃）を用意します。
油は温度が高いほうが落としやすくなります。
たとえば、ラーメンを食べたあとにスープをそのまま放置したり、容器に水を入れたりすると油が白く固まって浮いてくるのを見たことはありませんか？
油は温度が低いと固まる性質があるため、冷たい水で掃除をしても思うように汚れが落ちません。
油汚れを落とす際はお湯を使用しましょう。
シロッコファンを浸けおきする
塗装剥がれの恐れがないシロッコファンの場合
塗装剥がれの恐れがないシロッコファンの場合、アルカリ性洗剤または重曹を使って汚れを落としていきます。
シロッコファンをレンジフード内から取り外し、スプレータイプのマジックリンであれば、本体に直接吹きかけます。
特にプロペラの内側に汚れがつきやすいため、惜しみなくたっぷりとかけましょう。
まんべんなく吹きかけたら、用意したお湯に15～30分ほど浸けます。
お湯に浸けおきすると大概の汚れは落ちますが、汚れ具合がひどい場合は浸けおきの時間を延ばして1時間ほど様子をみてください！
「お湯が冷めてきたかな？」と思ったらお湯を足してみるのもおすすめです！
重曹を使用する場合は、お湯1Lに大さじ2～3杯分の重曹を溶かし、重曹水の中に30分ほどシロッコファンを浸けおきします。
重曹は自然由来のため、小さいお子さんがいるご家庭におすすめです。
また、重曹は水に溶かすと弱アルカリ性ですが、そこに熱を加えることで化学反応を起こし強アルカリ性へと変化します。
つまり、重曹は油汚れを落とすのに特化していると言えるんです！
塗装剥がれの恐れがあるシロッコファンの場合
塗装剥がれの恐れがあるシロッコファンの場合、中性洗剤を使用します。
お湯10Lに対して中性洗剤を100ml溶かし、その中にシロッコファンを30分ほど浸けおきします。お湯の量は目安のため、シロッコファンが浸かる程度の量でOKです。
もしも、汚れ具合がひどく「落ちている気がしない...」といった場合は、浸けおきの時間を延ばして1時間ほど浸けてみてくださいね！
汚れを取り除く
浸けおきが終わったら、スポンジや使い古した歯ブラシなどを使って汚れを取り除きます。
お湯が冷めると油がまた固まってしまうので、すばやく落としていくのがコツ！
浸けおきが長く「お湯が冷めてしまった！」という場合は、お湯を再度追加してみるのも効果的です。
使い古した歯ブラシは、スポンジでは届かないところの汚れを取り除くのに便利です。
シロッコファンの羽部分は間隔が狭く、歯ブラシのヘッドが羽部分に当たったりするので、歯ブラシの毛を半分程度の長さにカットするか、お子さんの使い古した歯ブラシを使用するのがおすすめです！
すすぐ
汚れを取り除いたら、お湯ですすいで洗剤と汚れをしっかり落とします。
汚れが残っていたら、再度洗剤を浸けて汚れを徹底的に取り除きましょう！
乾かす
汚れを十分に取り除いたら、クロスなどで水気を拭き取るか、自然乾燥させて完全に乾かします。
乾きがあまいと、故障の原因に繋がってしまうのでしっかりと乾かしてくださいね！
まとめ
今回はシロッコファンの掃除方法についてご紹介しました。
今まで定期的に掃除をせず、見て見ぬ振りしていた方は、ぜひこの機会に掃除してみてください♪
「なかなか掃除する時間がない...。」「レンジフードの位置が高くて届かない...。」などという方はプロにおまかせ！！
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年に1度のクリーニングを目安としていますので、詳しく知りたい方はこちらからご相談ください！
