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トップメッセージ
代表取締役社長 小林義典

業界の大いなる転換点。時代は変わろうとしている。

この10年、家電業界はまさに“想定外”の連続でした。インターネットが世の中を包んだとき、誰もが世界とつながり、誰にも成功のチャンスが与えられた環境は、大いなる変革を生み出しました。最先端を行く日本の家電メーカーは、高機能・高付加価値へと舵を切り、次々と新商品を投入してきましたが、ワールドワイドになった世界の中、後進国はそこまで必要としていないどころか、当の日本人さえもその高機能商品を使いこなすことができなかったのです。ニーズにすべて応えようとしたあまり、消費者も置いて行かれたのです。
また、「iPod」に代表される革新的な商品の登場は、これまでの常識をことごとく覆し、打ち破ってきました。それら、革新的な商品に共通するのは「柔軟性」です。使う人がどれだけ使いやすいものを作るか。商売の戦略にデザイン性を、カスタマイズ性を、そして汎用性を組み込んだことが、大いなる支持を得たのです。大きくなりすぎたメーカーには柔軟性が足りず、時代の流れに乗り切れなかった節があります。
そして2011年、東日本大震災が起きました。この未曽有の災害は、バブル崩壊から苦難が続いた日本の家電業界や消費者の意識を変えていくことになりました。日本が誇る最高級の技術は、エコ機能をより特化させていくことになったのです。

当たり前のことを超えて、「1件から1軒の商い」へ。

家電商品のさまざまな機能を十二分にお客様に説明できるのが我々家電量販業界、のはずでした。プロフェッショナルが、レベルの高い知識と接客術で対応する。それが量販店として当たり前のことなのに、それさえもままならない現状が、業界全体を包んでいます。コストカットを迫られ、お客様に対応できるスタッフが減ってきたのです。
商品の説明をするということは、お客様にとってより豊かな生活を送ってもらうお手伝いをするということに他なりません。お客様が自身の生活の中に取り入れ、使い切って効果を知って、ハッピーになっていただいた時点で、初めて接客が成功したと言えるのです。私たちはその当たり前のことを愚直に続けてきました。そこから見えたのは、これからは“小売業”ではダメだということ。小売業を超えた“生活シーン販売業”へシフトしていくことでした。
生活シーンの中には必ずと言っていいほど家電製品があります。便利な家電製品を使うことでより豊かになる生活シーンを、私たちの言葉を通じて思い描いていただく。家を見回してみると家電のない生活というのは今や考えられません。つまり家電とは単体で存在するものではなく、家全体と一体になっているのです。ですから、家電を含めたキッチンなど住宅リフォームを提案し始めたのです。それが、私たちが推進する「1件の商いから1軒の商いへ」なのです。お客様の家を丸ごとご提案させていただき、便利な家電のある生活シーンを描く。それは人を介さなければ決してできないこと。そして同じ思いがエディオングループにもありました。だから一つになって前に進み出したのです。

上場企業の中にあっても、サンキューイズムは消えない。

では、何故他のエディオングループと違って「100満ボルト」が存在しているか?
それは私たちサンキューが家電業界の中でも「いち早く新しいコトに取り組む企業」だからなのです。今では当たり前の光景になっている家電量販店における住宅リフォームも、業界としては初めて取り組んだのがサンキューです。そういった、新しいことにチャレンジする集団であることが「100満ボルト」たらしめるのです。日本に名だたる大企業の一員でありながら、フットワーク軽く先陣を切って世界を変える。それは私たちにしかできないことなのです。 何故私たちにしかできないか。それはサンキューという“DNA”が今も脈々と息づいているからなのです。標準化を嫌い、チャレンジ精神旺盛で、これと決めたら全社員一丸となって集中力を発揮する。上下関係もないフラットな環境の中、「誰が言ったか」ではなく、「何を言ったか」が重要視され、新人もベテランもなく誰もが活躍できる環境がある。それらはすべて“お客様のために”であり、これこそが“サンキューのDNA”です。

代表取締役社長 小林義典